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2010年6月 7日
自他共に認める「ゆとり世代」を、ビジネスの強みに変える方法
4月22日、採用コンサルティングや人事アウトソーシングのレジェンダ・コーポレーションは、2010 年 4 月に入社した新社会人1,417 名に向けての意識調査を行った(有効回答数477 名)。
興味深いのは、「じぶんたちはどんな『●●世代』だと思うか」という質問に対しての回答で、最も多かったのが「ゆとり世代」(21.5%)だということ。周囲の大人たちが勝手に命名し、新社会人たちは嫌がっているのかと思われたが、実は「自他共に認める」ゆとり世代だったわけだ。
その理由として、「ゆとりだと言われているし、そう感じるから」、「消極的だったり、へこたれやすい部分が結構あると思うから」、「怒られるのがすごく嫌いだし、指図されてから動くから」などがあり、気持ちが折れやすく指示待ち傾向が強いということを自覚している人が多いようだ。
また、同調査では「同期はライバルですか、友達ですか?」という質問も行っており、「ライバル」と答えた人は29.4%だったのに対し、「友達」と答えた人が約2倍の61.2%となっている。ここでも、競争心より協調性が強いという新社会人の傾向が見てとれる。
先の不況など、これまで厳しい状況を戦ってきた先輩社員からすれば、頼りなく写ってしまうかもしれないこの結果だが、無下に「最近の若者は……」と斬ってしまうのは早計だろう。
例えば、「じぶんたちはどんな『●●世代』だと思うか」の回答で4位に入っているのが「IT世代」で、幼少期からインターネットに慣れ親しんできた彼らのITリテラシーは非常に高いといわれている。最近注目のクラウドや、ネット・モバイルを介した各種
サービスに精通しており、「上の世代よりも発想が柔軟」と分析するコンサルタントもいる。
性格やメンタリティーは人それぞれゆえ、アンケート結果から一概にものを言うことはできないが、マネジメントをする立場の者は、短所を叩くよりも長所に光を当ててあげる方が新しいビジネスを生み出す原動力になるかもしれない。
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