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2010年5月20日
新社会人の「理想の上司」像に見る、メンバーマネジメントの要諦とは?
学校法人産業能率大学が毎年行っている、新入社員を対象にした「理想の上司」調査。さる4月21日、2010年度入社の498人に調査した最新の結果が発表されたが、今年の「理想の男性上司」第一位は米メジャーリーガーのイチローが(2年連続)、「理想の女性上司」は女優の天海祐希(初)がトップに選ばれている。
注目すべきは、「誰が選ばれたか」ではなく、なぜ選ばれたか。イチローを選んだ新入社員は「態度や姿勢が手本になりそう(53.7%)」という点を評価し、天海祐希は「適切なアドバイスをしてくれそう(50.9)」という理由で支持されている。調査元の産業能率大学は、「厳しい就職氷河期をくぐり抜け、先行き不透明な時代に、男性上司の成果を達成し続ける姿を手本に、女性上司の助言を得ながら、自分自身を高めて生き抜いていきたいという思いが読み取れる」と分析している。
また、同調査では現実のマネジメントで参考にできるよう、新入社員が上司に求める “指導スタイル”と、他者から観察できる行動特性をあらわす「ソーシャルスタイル」も探っている。
指導スタイルについては、まずは仕事を任せてくれて、進めながらやり方を細かく指導する「感覚主導派」が好ましいと思う新入社員が43.8%と最も多く、仕事を任せてはくれるがやり方の指導もない「感覚支援派」が6.0%と一番人気がなかった。また、仕事の筋道から細かく説明してくる「論理派」の指導スタイルはあまり人気がなかった。手取り足取りのマネジメントは嫌だが、現場に放り出されたままも嫌。そんな心境が読み取れる結果だ。
他方のソーシャルスタイルを見ると、支配性が低く感情は開放的な「友好型」が6割超の新入社員の支持を得ており、詳細な報・連・相を求めたり、業務の正確さを追求してくる「分析型(7.4%)」が最も人気がない。
これらの結果を「新人のワガママ」ととらえるのは早計だろう。組織マネジメントを担うリーダー層は、彼らのモチベーションを考慮しながら物事を進めていくためにも、アタマの片隅に置いておくべきだろう。
http://pro.type.jp/s/news/n100423.phpより抜粋トラックバック(0)
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